Pylon Network(PYLNT)の特徴と将来性

PYLNTの公式ホームページ

https://pylon-network.org/

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・はじめに

Pylon Network(PYLNT)はPOWRと同じような再生可能エネルギー関連であり、かつIoT関連です。

 

PYLNTから離れますが、少しIoTについて説明します。

「IoT」とは「Internet of Things」の頭文字を取った単語です。日本語では一般的に「モノのインターネット」と呼ばれています。IoTを簡単に説明すると、「身の周りのあらゆるモノがインターネットにつながる」仕組みのことです。

これまでも、パソコンや携帯電話などのモノがインターネットにつながっていました。IoTではこれまでインターネットとは無縁だったテレビやエアコンがインターネットにつながることにより、モノが相互通信し、遠隔からも認識や計測、制御などが可能となります。人が操作してインターネットにつなぐだけ ではなく、モノが自らインターネットにアクセスすることがIoTの特徴です。

引用:IoTとは?モノのインターネットの活用事例 - インターネット・アカデミー

 

 

・Pylon Network(PYLNT)とは

Pylon Networkは分散型エネルギー技術を推進する分散型プラットフォームです。

世界で最初に、オープンであり再生可能エネルギーを交換できるコミュニティを作ることを目的として、開始されました。これには、ブロックチェーンスマートメーター、Klenergy Metronが統合されており、プラットフォーム内の全てのエネルギーと通貨取引を検証する役割が割り当てられています。そうすることで、再生可能エネルギーを生産した人に報酬を与え、スタンドアローンのRES2インストールでグリッド接続されたプレーヤーを接続します。

つまり、再生可能エネルギーを生産した人からPylonのコインを使用して、途中で仲介者を介することなくエネルギーを購入できるということです。

 

説明で出てきたKlenergy Metronとは、ブロックチェーン技術を利用して開発されたプラグアンドプレイのエネルギー監視システム用のデバイスです。このデバイスを用いることで、Pylon Networkに参加可能で、このデバイスがPylon-coin用の財布になります。さらに、以下のような方法でユーザーを支援します。

 ・個別のアドバイス/アラームを手に入れることが可能。これを用いて家庭内のスマートコントロールを行うことで、電気消費量を最大30%削減。

 ・一つのデバイスのみで、すべての電化製品のリアルタイム監視、データストレージとデータ管理のための運用コストの最小化が可能。また、自宅の電化製品の制御を行うことができる。

 ・再生可能エネルギーを用いて生産された電力がどこから来たのかがわかり、その場所が生産場所として正確であることを保証する。

この技術はIoT社会を前提に作られたものであり、今はまだ発展途上でありますが、今後冷蔵庫やエアコンなど様々な電化製品がインターネットで接続され、モニタしたり、コントロールできるようになったとき真価を発揮するでしょう。これから先の技術です。

 

 

・Pylon-tokenとPylon-coin

Pylon NetworkにはPylon-tokenPylon-coinの二種類が存在していると書かれています。

Pylon-tokenは、preICOとICOで配布されるトークンのことです。

このトークンはパイロットステージの資金調達のために使用され、パイロットプロジェクトの使用権を表します。このトークンの価格は自由に決められます。他の仮想通貨と同様ですね。

Pylon-coinは、Pylon NetworkがGoiEner Energy Cooperativeと共同でパイロット段階で稼働するときに導入されるデジタルコインです。

このコインは電気の交換の支払いのみで使用され、再生可能エネルギーを生産した人への報酬として支払われます。また、設置したMetronから簡単に購入可能です。

この説明を読むと、Pylon-coinのほうが必要に思えます。今はまだ掲示されていませんが、きっとPylon-tokenとPylon-coinを交換できるようになる時が来るでしょう。

 

Pylon-tokenは市場に流れている総数が633858、約63万程度しかありません。ちなみにビットコインで2100万枚です。非常に少ないということがわかります。一応preICOで75万枚、ICOで250万枚用意されていたようですが、ほとんど売れなかったようです。そのため、総数が非常に少なくなっています。

 

 

・将来性

GoiEner Energy Cooperativeと共同で開発が進んでおり、ロードマップ上ではすでに地域へのMETRONスマートメーターの試験的な設置、地域の消費者と生産者とのプラットフォームシミュレーションが開始されています。

2018年6、7月には実際にpylonプラットフォームの発売も予定されています(スペイン国内のみ)。ICOでの資金調達が少なく心配ではありますが、今のところは順調に開発が進んでいるようなので大丈夫でしょう。残ったトークンを用いて2回目のICOもあるかもしれません。

今後、IoTの時代が来ればpylon networkの有用性は高く評価されることでしょう。

購入はBit--Zから可能です。

 

 

・価格を確認する

価格はこちらで確認することができます。

1/20現在、29.40ドル、日本円で約3249円です。

www.coingecko.com

coinmarketcap.com

 

 

・ロードマップ

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